郡上おどり(岐阜県・郡上市)
7月上旬、郡上八幡に行ってきた。
郡上おどりが目当てだったわけではなく、牧歌の里に行ったついでに時間があるから郡上八幡の町並みでも見てから帰ろうかと寄ったところ、郡上おどり発祥祭の日だったのでせっかくだからと郡上おどりを見ていくことにした。
郡上おどりというと、お盆の時期に徹夜で踊るというのは知っていたが、恥ずかしながら7月上旬から9月上旬の間、何回にもわたっておどりがあるとは知らなかった。
郡上八幡の観光協会のおどり日程を見ると、いろいろなところで何度もあることに驚いた。
7月は週末、8月に入るとお盆まではほぼ毎日ある。
お祭りも兼ねているそうで、これだけたくさん行えるバイタリティがすごいと思う。
郡上おどり発祥祭は、その郡上おどりの始まりを告げるものらしい。
お祭り特有のにぎやかな空気につられて、こちらも楽しくなってくる。
何人もの人たちがおそろいの浴衣を着て、通りをおどり歩いていく。
おどりの前に街中を散策していると、履物屋さんがたくさんあるなとは思っていたが、おどりのための下駄を売るからなんだなと得心がいった。
浴衣で下駄を鳴らして踊っている姿はいいものだと思う。
おどりのお囃子は録音されたものではなく、人が演奏をしているのも知らなかった。
見ていた人たちもいつの間にか通りを行くおどりの行進に加わって、会場へと向かっていく。
見たこともない光景で楽しかった。
残念ながら、わたしはおどりだとかそういう体を使うものには素養がない。
なのでおどりは見ているだけだったけれど、これは参加したほうが楽しいと思う。
おどりが始まるまでの間、街をぶらぶら散策したけれど、いろいろ見たいものはたくさんあって全部はとても見れなかった。
また時間を作って郡上八幡に行きたい。